関節リウマチの疫学・診断・診療ガイドライン

  • 松下 功
    金沢医科大学リハビリテーション医学科

書誌事項

タイトル別名
  • Epidemiology, Diagnosis and Practice Guidelines for Rheumatoid Arthritis
  • カンセツ リウマチ ノ エキガク ・ シンダン ・ シンリョウ ガイドライン

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抄録

<p>関節リウマチの有病率は0.2~1.0%といわれ,男女比はおおよそ1:3程度と報告されている.好発年齢はこれまで40~50歳前後とされてきたが,近年では高齢発症の患者が増加してきている.関節リウマチの診断については2010年の分類基準を用いることで早期診断が可能となったが,これまで以上に鑑別診断を厳密に行わなくてはならない.わが国で作成された『関節リウマチ診療ガイドライン2014』の特徴として,非薬物療法に対するリコメンデーションが掲載されている.同ガイドラインでは関節リウマチに対するリハビリテーション治療の重要性が提唱されており,関節保護および運動療法は関節リウマチ患者の機能を向上させるため強く推奨されている.</p>

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参考文献 (17)*注記

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