琵琶湖ウイルスの多様性と季節変動

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タイトル別名
  • Viral diversity and its seasonal variation in Lake Biwa

抄録

<p>本研究では、琵琶湖北湖沖帯(今津沖中央、全水深90 m)の表水層(0.5 m)と深水層(60 m)から1年にわたってサンプルを採取し、ウイルス(バクテリオファージ)のメタゲノム解析を実施した。多様性および季節変動を解析したところ、水温躍層が最も強く形成される7~9月(表水層と深水層の水温差15~20°C)では表水層と深水層でウイルス群集の組成が大きく異なることが明らかとなった。その後、水温躍層が崩れてゆくにつれ、ウイルス群集の二分化も弱まり、循環期には二つの水深で組成が均一化していることが明らかとなった。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1391975831239864064
  • NII論文ID
    130007977147
  • DOI
    10.14862/geochemproc.67.0_182
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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