一物理学者による決定論・自由意志・クオリア・AIについての論考
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- 谷村, 省吾
- 作成者
メタデータ
- タイトル別名
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- Argument by a physicist about determinism, free will, qualia, and AI
- 公開日
- 2021-03-24
- 資源種別
- learning object
- サイズ
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- 1.9 MB
- フォーマット
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- application/pdf
- 権利情報
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- 谷村省吾の著作物
- アクセス権
- 公開
- データ作成者 (e-Rad)
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- 谷村, 省吾
説明
2021年3月6日に開催されたオンライン対談・座談会イベント、シンギュラリティサロン『哲学の決定論 vs. 物理学の決定論:機械は自由意志を持てるか?』で谷村省吾が用いたプレゼンテーション資料と、その後に執筆した補足ノートを合併した資料である。イベントの紹介文:シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類がついてゆけないほどのスピードで科学技術が猛烈な発展をはじめるときのことを言います。その結果として人間を超越する「超知能」が生まれたとき、人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。人間と機械を隔てている(と思われている)特徴として、意識の有無、とくにクオリア・自我・自由意志などの有無が取沙汰されることが多いようです。一方で、世界で何が起こるかはすでに決まっているとする決定論は、強力な説得力があり、自由意志の存在を脅かすようにも思われます。しかし冷静かつ正確に考えるなら、決定論とはいかなるものなのでしょうか?物理学は決定論なのでしょうか?木島泰三氏の著書『自由意志の向こう側:決定論をめぐる哲学史』(講談社)を軸に哲学者と物理学者が討論します。リポジトリ投稿2021年3月24日。全76ページ.