やせの若年女性におけるエネルギー摂取と自律機能の検討

書誌事項

タイトル別名
  • ヤセ ノ ジャクネン ジョセイ ニ オケル エネルギー セッシュ ト ジリツ キノウ ノ ケントウ
  • Evaluation of energy intake and autonomic regulatory function in lean young female
公開日
2004-03
資源種別
departmental bulletin paper
公開者
名寄 : 市立名寄短期大学

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説明

若い女性で志向される「やせ」が自立調節機能に及ぼす影響を調べるために、エネルギー摂取量、バイタルサイン、寒冷昇圧反応及び尿中バニルマンデル酸(VMA)量を「やせ」(痩身)と「通常」(対照)の女子学生で比較した。1日当たりエネルギー摂取量は両グループとも必要摂取量を下回っていた。エネルギー摂取量、3大栄養摂取症ともグループ間で差がなかった。安静時代謝量と尿中VMA量は痩身で多い傾向が見られた。安静時の鼓膜温、収縮期血圧には差がなかったが、拡張期血圧は痩身で有意に高く、また自立機能の指標として調べた寒冷昇圧反応では、痩身の拡張期血圧で、寒冷刺激による血圧上昇の後に見られる血管拡張が見られなかった。これらの結果は、痩身では交感神経活動が亢進していることおよび自立調節機能が変調を受けていることを示唆している。健康な体を保つために、若い女性で顕著な"外形上の誤った美しさに対する志向"を正して行くことが重大な課題であり、個人の栄養状態を良くするための望ましい食事スタイルを指導する栄養士の役割には大きいものがある。

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