ナス果皮の透析性および非透析性プロティナーゼ・インヒビターの同一性〔英文〕

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タイトル別名
  • The identification of a non-dialyzable proteinase inhibitor with the dialyzable from eggplant exocarps (Agricultural Chemistry)
  • ナス カヒ ノ トウセキセイ オヨビ ヒ トウセキセイ プロティナーゼ インヒ
  • ナス果皮の透析性および非透析性プロティナーゼ・インヒビターの同一性(農芸化学部門)

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抄録

ナスビ外皮より非透析性のプロテアーゼインヒビターを精製した。塩析, 熱処理, DEAE-セファデックスおよびゲル漏過を用いたが, 最初の段階を除いては, 透析は行わず, 脱塩はすべてダイヤファルターを用いた。このようにして精製したインヒビターは, その分子量, トリプシンやキモトリプシンに対する挙動, またアミノ酸組成の点からみて, 透析性およびアセチル化セルロースを透析に用いて精製したインヒビターと全く同じものであった。そしてナスビ外皮には主要なインヒビターとしては一種類しか存在しないことが明らかとなった。しかし分子量6000のインヒビターが, 未精製のとき, 何故, 透析膜中に残存するかは依然として不明である。

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