急性放射線腸管障害の分子機構とその制御

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  • キュウセイ ホウシャセン チョウカン ショウガイ ノ ブンシ キコウ ト ソノ セイギョ
  • Molecular mechanisms of acute radiation intestinal injury and its control

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説明

腸管は代表的な放射線高感受性組織であり、放射線治療においては腹部・骨盤領域の腫瘍への処方線量を制限するリスク臓器である。高線量の放射線により腸組織が損傷を受けると腸上皮幹細胞の喪失を誘発するが、この過程はp53 によって制御される陰窩細胞死過程と炎症性の免疫応答による増悪過程の2 段階のプロセスからなることが明らかにされつつある。本総説では、それぞれの過程の分子機構について概説し、急性放射線腸管障害を効果的に制御する方法について考察する。

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