多様な臓器病変とサルコイドーシスの病態に関する臨床的検討

  • 玉田 勉
    東北大学大学院医学系研究科 呼吸器内科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Clinical research understanding the pathophysiology of sarcoidosis from the point of view of the diversity in multiple organ lesion
  • タヨウ ナ ゾウキ ビョウヘン ト サルコイドーシス ノ ビョウタイ ニ カンスル リンショウテキ ケントウ

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抄録

<p>サルコイドーシスは多くの臓器・組織に異時性に肉芽腫を形成し得ること,またそれらが自然寛解し得ることなどの特徴がある.サルコイドーシスの多様な病態の理解には多臓器病変の管理,つまり他科との連携が必須である.本研究は,(1)多様な臓器病変を有する複数の症例から学ぶサルコイドーシス病態の新たな側面,(2)新規サルコイドーシス診断症例のデータ集積から明らかとなる臨床像の変化,(3)新しい手法を用いた探索的研究から得られる新規予後予測マーカーの開発,など多角的な側面からの検討により,サルコイドーシスの未知の病態に迫ることを目指したものである.</p>

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参考文献 (23)*注記

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