北関東におけるマルバアメリカアサガオ(<i>Ipomoea hederacea</i> Jacq. var. <i>integriuscula</i> A.Gray)の畦畔からダイズほ場への侵入と種子散布を防ぐ管理技術

  • 井原 希
    農研機構植物防疫研究部門 宇都宮大学雑草管理教育研究センター
  • 星 風吹
    宇都宮大学雑草管理教育研究センター
  • 小木曽 優紀
    宇都宮大学雑草管理教育研究センター
  • 小林 浩幸
    宇都宮大学雑草管理教育研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Weeding system of field margins to prevent invasion upon soybean fields and seed dispersal of <i>Ipomoea hederacea</i> Jacq. var. <i>integriuscula</i> A.Gray in northern Kanto
  • 北関東におけるマルバアメリカアサガオ(Ipomoea hederacea Jacq. var. integriuscula A.Gray)の畦畔からダイズほ場への侵入と種子散布を防ぐ管理技術
  • キタカントウ ニ オケル マルバアメリカアサガオ(Ipomoea hederacea Jacq. var. integriuscula A.Gray)ノ アゼ ハン カラ ダイズ ホジョウ エ ノ シンニュウ ト シュシ サンプ オ フセグ カンリ ギジュツ

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抄録

<p>帰化アサガオ類は畦畔からダイズほ場へつるを侵入させ種子散布する。生産現場の慣行の畦畔管理作業に9月の除草剤処理を追加することのつるの侵入と種子散布の防止を検証するため,畦畔にマルバアメリカアサガオ(Ipomoea hederacea Jacq. var. integriuscula A.Gray)を播種し,グリホサートカリウム塩48%液剤の処理回数を変え地上部乾燥重量とほ場への侵入程度,種子散布量を調べた。無処理区ではダイズほ場の4条目(畦畔際から2.4 m),6,8月の2回処理では1条目まで(0.6 m)侵入し種子散布した。6,8,9月の3回処理では1条目まで侵入したが,種子散布を完全に防いだ。</p>

収録刊行物

  • 雑草研究

    雑草研究 68 (4), 155-159, 2023

    日本雑草学会

参考文献 (10)*注記

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