山梨式・名作解読 存在を消すディテール : 軽井沢の山荘(1962年)

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  • ヤマナシシキ ・ メイサク カイドク ソンザイ オ ケス ディテール : カルイザワ ノ サンソウ(1962ネン)

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抄録

「軽井沢の山荘」は、内外を一体化する引き込み建具など、特徴的なディテールが散りばめられた建築として有名だ。だが、実際に訪れてみると、ディテールは建築と一体となって消え去る。そう感じさせるのは、吉村順三氏にとってのディテールが、「再配置可能な部品」ではなく、常に「個々の建築のために考える新たな試み」であったからなのではないか。

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