核融合炉機器の遠隔保守に関する開発の現状

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  • カク ユウゴウロ キキ ノ エンカク ホシュ ニ カンスル カイハツ ノ ゲンジョウ
  • Current status of research and development on remote maintenance for fusion components

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プラズマ装置内での遠隔機器のみによる保守作業が1998年にJETにおいて世界で初めて実施されて以降,真空容器内機器の遠隔保守の重要性は増すばかりである.特に,将来の原型炉においては,その経済性を左右する重要な要素の一つでもある.現在建設中のITERにおいても,ブランケットやダイバータに対する真空容器内での保守作業は遠隔機器のみで行うことを予定しており,これを可能とするためのさまざまな装置・機器類の設計や要素試験等が進められてきた.本解説は,核融合炉機器の遠隔保守について,主にITERを例として,その開発の現状について紹介するものである.

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