軽井沢町およびその周辺の新興別荘地区における現役世代のアメニティ移住

  • 鈴木 修斗
    筑波大学大学院生 日本学術振興会特別研究員

書誌事項

タイトル別名
  • Amenity Migration of Working-Age People to the New Vacation Home Area in Karuizawa and Surrounding Areas
  • カルイザワマチ オヨビ ソノ シュウヘン ノ シンコウ ベッソウ チク ニ オケル ゲンエキ セダイ ノ アメニティ イジュウ

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抄録

<p>本稿では,軽井沢町およびその周辺の新興別荘地区へと移住した現役世代移住者の価値観・ライフスタイルと移住行動の関係を分析することを通して,アメニティ移住の現代的特徴を考察した.軽井沢町では北陸新幹線軽井沢駅開業後,東京圏からの移住者が増加している.特に町西部の新興別荘地区である追分地区で人口増加が著しい.そこに移住した調査対象者たちはホワイトカラー職に従事し,新幹線通勤やテレワークを利用する者もいる.調査対象者たちは東京圏の子育て・教育環境や,仕事・居住スタイルへの疑念から移住を決意し,交通利便性や良好な居住環境を鑑みて軽井沢町とその周辺地域を移住先として選択した.また,自然環境の良さ,学校や駅への近接性,地価の安さ,生活利便性の高さなどから追分地区を居住地として選択した.移住後の日常生活では,軽井沢町およびその周辺地域の居住環境がもつ諸条件を巧みに活用しながら,生活の質を向上させていた.</p>

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参考文献 (29)*注記

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