書誌事項
- タイトル別名
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- Active Bleeding of the Superficial Epigastric Artery After Inguinal Hernia Surgery:
- ソケイ ヘルニア ジュツゴ ニ センフクヘキ ドウミャク ノ カツドウセイ シュッケツ オ ハッショウ シタ 1レイ
- A Case Report
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説明
<p> 患者は60歳代,特に既往歴のない男性.右鼠径ヘルニアの診断で前方到達法(メッシュプラグ法)による根治術を施行した.手術10時間後に創部から右腸骨前面にかけて約10 cmのドーム状皮下血腫を認めた.造影CTで外腹斜筋腱膜より腹側の皮下に造影剤の血管外漏出像を認めた.同日止血目的で緊急止血術を施行した.出血源は浅腹壁動脈と考えられ,術中も同血管の活動性出血が確認でき,結紮止血した.術後6日目に軽快退院した.鼠径ヘルニア術後に浅腹壁動脈による活動性出血を認め,再手術を要した報告例はこれまでになく,きわめて稀な症例を経験したので報告する.</p>
収録刊行物
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- 北関東医学
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北関東医学 73 (2), 155-158, 2023-05-01
北関東医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390859293124605312
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- NII書誌ID
- AN10585677
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- ISSN
- 18811191
- 13432826
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- HANDLE
- 10087/0002000583
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- NDL書誌ID
- 032889188
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可