術後再建腸管例の胆管炎に対するバルーン内視鏡治療

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  • Balloon Enteroscopy-assisted ERC in Acute Cholangitis Cases with Surgically Altered Anatomy
  • ジュツゴ サイケン チョウカンレイ ノ タンカンエン ニ タイスル バルーン ナイシキョウ チリョウ

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説明

<p>【背景】術後再建腸管例に対して近年，バルーン内視鏡治療が行われており当院での治療成績と既報をまとめた。【方法】2018年4月〜2021年4月に内視鏡治療を試みた胆管炎症例を後方視的に調査した。【結果】対象は69例，男性51例，平均年齢74.7歳，先行術式は胃切除後19例，PD系統38例，胆管空腸吻合術10例，胃空腸バイパス2例（RY再建は25例），胆管炎重症度は軽/中等/重症：32/31/6例，成因は結石33/吻合部狭窄20/悪性狭窄5/ステント閉塞13/逆行性感染1/不明4例（重複あり）。初回内視鏡での治療成功53例（77％），不成功例は再施行で5例，EUS下治療で5例に成功し最終的な内視鏡治療成功は63例（91％）。残りは経皮治療5例，保存治療1例。在院死亡は2例であった。手技関連偶発症は穿孔・出血各1例であった。【結語】再建腸管例の急性胆管炎に対する内視鏡治療の成績は良好であった。</p>

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