問題解決的な学習に基づく小学校社会科の授業構築 : 学校問題の構造に視点をあてて

書誌事項

タイトル別名
  • モンダイ カイケツテキ ナ ガクシュウ ニ モトズク ショウガッコウ シャカイカ ノ ジュギョウ コウチク ガクシュウ モンダイ ノ コウゾウ ニ シテン オ アテテ
  • Class Construction of Elementary School Social Studies Based on “Solved study” : The aspect Appropriated to the Structure of the Study Problem

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抄録

「問題解決的な学習」が提唱され、各地の小学校で授業が実践されている。書籍や雑誌にも数多くの授業が報告されているが、問題解決的な学習に基づく全ての授業が社会科としての目標を達成できているかと言うと、それは否である。原因は、端的に言えば「学習問題」の設定と構造にある。本論の目的は、社会科の学力・知識と学習問題を構造化した社会科授業モデルを構築することにある。そのために、社会科の目標構造を考察し知識の分類を提示した森分孝治氏、岩田一彦氏の論、社会科において問題解決的な学習を先導し学習問題の重要性を説いた北俊夫氏の論、社会科の学力と学習問題の構造化を試みた小原友行氏の各論を手がかりとした。成果として提示した社会科授業モデルは3つの学習段階に分かれている。「知る」ための活動・「わかる」ための活動・「生きる」ための活動1)である。そして、提示した授業モデルを基本的な視座として単元「水産業のさかんな地域」の授業を提案した。

社会科授業

問題解決的な学習

学習問題

知識の分類

identifier:KO002200000212

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