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- 犬塚 篤
- 東京大学先端科学技術研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Technological Distance among Inventors and Knowledge Creation during Corporate Merger
- キギョウ ガッペイジ ニ オケル ハツメイシャ カン ノ ギジュツ キョリ ト チ ノ ソウシュツ
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説明
<p>研究開発者同士がどのような関係を構築することが,知の創出に有利であるかについて,技術距離という観点からの分析を行った.分析の対象として,国内大手化学業界における合併事例に着目し,合併前後に出願された特許を用いて,同企業内および異企業間の共同発明が効果的に生み出される条件をそれぞれ導出した.分析の結果,同企業内の発明については,発明者間の技術距離が小さいことが生産性を高めていたが,技術的新規性を高めるには,技術距離が大きい方が有利であった.さらに,異企業間では,適度な技術距離をもつことが技術的新規性をもたらす上で有利であった.以上の結果から,新たな知識を生み出すためのマネジメントのあり方が,企業内と企業間とで異なる可能性を指摘した.</p>
収録刊行物
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- 経営情報学会誌
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経営情報学会誌 18 (4), 415-426, 2010
一般社団法人 経営情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390866647407982336
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- NII論文ID
- 40017029518
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- NII書誌ID
- AN10551813
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- ISSN
- 24352209
- 09187324
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- NDL書誌ID
- 10621666
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可