溶鉄とMgAl2O4基板の界面反応に及ぼすSiO2の影響

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タイトル別名
  • Influence of SiO2 on the Interfacial Reaction between MgAl2O4 Substrate and Molten Iron
  • ヨウテツ ト MgAl2O4 キバン ノ カイメン ハンノウ ニ オヨボス SiO2 ノ エイキョウ

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抄録

耐火物の侵食機構を解明するための基礎研究として溶鉄とMgAl2O4基板の界面反応に対するSiO2の影響を検討した。MgO, Al2O3, SiO2を使用して基板を作成した。基板はスピネルとMgO-Al2O3-SiO2非晶質体で構成されていた。溶鉄-基板の界面反応を1833Kで1あるいは3時間保持し調査した。SiO2無添加の基板を使用した場合,溶鉄-基板界面にはFeO-MgO固溶体が生成した。溶鉄中の酸素はスピネルにFeOとして取り込まれていた。SiO2添加量2.5, 5.0mass%の基板使用した場合,界面にはFeO-MgO固溶体が形成されていなかった。MgO-Al2O3-SiO2非晶質体にはスピネルより多くのFeOが取り込まれていた。

収録刊行物

  • 耐火物

    耐火物 60 (6), 286-292, 2008-06-01

    耐火物技術協会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (13)*注記

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