老舗を潰した経営者の告白 白木屋(しろきや)グランドホテル 白木浩一郎元専務 先代たちが改革の抵抗勢力に

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山口県長門市の湯本温泉で、創業150年の歴史を誇る老舗旅館だった。元専務の白木浩一郎氏は、会長の伯父と社長の父の下、経営再建に奔走した。だが、世代間の考え方の違いで改革の速度が遅れ、2014年1月に破産した。　先代が会社に残っている場合、後継者が改革を進めようとしても、先代が従来の方法にこだわり、抵抗勢力になりがちです。老舗ほど踏襲したくなるものは多いでしょう。その溝を埋めるのには時間がかかり経営改革が遅れます。私はこれを経験しました。

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