介護度の高い脳卒中長期在宅療養者を支える高齢家族介護者の介護継続に関する要因

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タイトル別名
  • Home Caring Continuation Factors for Caregivers 75 or Older Who Care for Stroke Patients
  • カイゴド ノ タカイ ノウソッチュウ チョウキ ザイタク リョウヨウシャ オ ササエル コウレイ カゾクカイゴシャ ノ カイゴケイゾク ニ カンスル ヨウイン

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説明

<p>わが国では,在宅介護のニーズが高まる一方,核家族化や介護者の高齢化に伴い,主介護者の介護負担が増大している.さらに,脳卒中療養者は介護度が高く,介護が長期化する特徴があり,介護負担も大きく介護継続に困難を来す.本研究の目的は,介護度の高い脳卒中療養者を介護する,75歳以上の後期高齢介護者(以下,介護者)の介護継続要因を明らかにすることである.介護者7名に半構造化面接を行い,Grounded Theory Approachを参考に分析を行った結果,【介護に対する前向きな姿勢】,【日常生活の中に感じる介護技術の向上】,【安定した夫婦の関係】,【介護者の精神的な安定】,【医療福祉制度の受容と活用】の5カテゴリーが生成され,コアカテゴリー《介護の日常化》が導き出された.</p>

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