書誌事項
- タイトル別名
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- オオダカ マサト ノ チョサク ニ ミル デントウロン ノ テンカイ
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説明
本稿は,建築家・大髙正人の著作にみる伝統論の展開を明らかにするものである。研究の結果,大髙の伝統論は,既往の伝統理解の総括では捉えきれず,大髙の独自の伝統論として,〈弁証法的創造プロセスの評価〉,〈新しい技術・素材の応用〉,〈地域性の重視〉の3つの論旨が,活動期間を通じて継続的に主張されたものとして指摘できた。さらに,〈屋根と庇の評価〉が,1960年代頃から集中的に見られた。大髙の生涯の設計活動において,伝統論が重要な役割を果たしていたことが読み取れよう。
収録刊行物
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- 日本インテリア学会 論文報告集
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日本インテリア学会 論文報告集 32 (0), 43-50, 2022
日本インテリア学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390021868461667968
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- NII書誌ID
- AA12155848
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- ISSN
- 24355542
- 18824471
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- NDL書誌ID
- 032742370
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可