バカマツタケの林地栽培技術の開発 : 野外等におけるシロ形成の評価手法

Bibliographic Information

Other Title
  • バカマツタケ ノ リンチ サイバイ ギジュツ ノ カイハツ : ヤガイ トウ ニ オケル シロ ケイセイ ノ ヒョウカ シュホウ

Search this article

Abstract

マツタケの近縁種であるバカマツタケの林地栽培技術の開発を目的として、林地内に人工的に接種した箇所とその周辺において土壌中のバカマツタケを特定し、菌糸体量を定量する手法を開発した。バカマツタケのシロから採取した試料は、種特異的なプライマーを用いて他種のキノコと識別できることが判明した。また、バカマツタケと土壌の混合試料をもとに作成した検量線には直線性が確認され、試験地の土壌中にあるバカマツタケの菌糸体量を特異的かつ定量的に計測することが可能になった。本手法は野外等の林地接種試験におけるバカマツタケ菌の定着やシロ形成を評価する上で有効であると考えられた。

Journal

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top