局所再発により悪性化した腺筋上皮腫の 1 例

  • 福本 咲月
    日日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科分野
  • 上田 彩華
    日日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科分野
  • 谷村 薫
    日日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科分野
  • 後藤 洋伯
    日日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科分野
  • 森 聡史
    日日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科分野
  • 渡邉 美帆
    日日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科分野
  • 原 由起子
    日日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科分野
  • 榎本 克久
    日日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科分野
  • 多田 敬一郎
    日日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科分野
  • 辻村 隆介
    日本大学医学部病態病理学系腫瘍病理学分野
  • 石毛 敏幸
    日本大学医学部病態病理学系腫瘍病理学分野
  • 増田 しのぶ
    日本大学医学部病態病理学系腫瘍病理学分野

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Malignant Adenomyoepithelioma due to Local Recurrence
  • キョクショ サイハツ ニ ヨリ アクセイカ シタ センキン ジョウヒ シュ ノ 1レイ

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抄録

<p>(症例)57 歳,女性.(現症)約 1 週間前より左乳房腫瘤を認めていた.乳腺超音波検査では左乳房 CE 領域に約 2 cm 大の可動性不良な腫瘤を認めた.針生検施行し,腺筋上皮腫の術前診断で腫瘤摘出術施行.しかし,再発し,再度腫瘤摘出術施行.病理組織学検査では,悪性腺筋上皮腫となり,乳癌に準じて乳房切除及びセンチネルリンパ節生検術施行した.(考察)術前検査で悪性腺筋上皮腫を診断することは困難である.再発することがあるので,慎重な診断と過大侵襲にならないように治療することが必要と思われた.</p>

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参考文献 (7)*注記

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