各種山留工法と実施例2 : 親ぐい横矢板工法
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説明
親グイ横矢板工法の利害得失および適用範囲について論じ, 設計施工の要点を解説した。1)親グイ材料の種類と断面性能 : 通常用いられる部材の断面性能表を示した。2)親グイと切バリとの関係 : 根切り深さと切バリの段数, 親グイH鋼の断面寸法の標準値を示した。3)親グイの打込み間隔と横矢板 : 親グイの間隔と土留め壁のコスト指数の計算例を示した。4)親グイの打込み : 在来の打撃法は経済性, 能率安全性からもすぐれているが騒音問題からオーガーとの併用工法に切り換えることが必要である。オーガー使用の場合に打撃によるよりも親グイの倒れが大きくなるので注意が必要である。5)親グイと敷地境界線との距離 : 施工機械の種類と親グイ心から隣接建物までの必要距離の関係を示し, 地下外壁を親グイに密着して施工する場合の実例と注意事項を示した。6)根切りと水処理 : ウエルポイントの設置, 矢板裏込めのフィルターについて説明した。7)親グイと腹起しとの間のかいもの : モルタルかいものの利点について説明した。8)実施例 : 根切り深さ10 m, 2段切バリの例を図示した。
収録刊行物
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- 土質工学会論文報告集
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土質工学会論文報告集 14 (3), vii-, 1974-09-15
土質工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1540009770351049088
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- NII論文ID
- 110003913414
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- NII書誌ID
- AN00173174
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles