小児がんに対するWT1ペプチドによるワクチン療法

書誌事項

タイトル別名
  • Feasibility of WT1 peptide vaccination for the treatment of refractory hematological and solid malignancies in children

この論文をさがす

説明

手術や放射線,化学療法,造血幹細胞移植などの従来法では根治が期待できない小児白血病,悪性固形腫瘍に対し,WT1ペプチド接種による免疫療法の安全性と有効性を検討した.対象は15例16コース.副作用は局所反応のみで,腫瘍残存例11コース中,臨床的効果を3例に,寛解を1例に認めた.腫瘍量が多いと臨床的効果が得難く,微少腫瘍量で開始できるように,難治例・再発例では治療早期から準備を進める必要がある.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (26)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ