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標準貫入試験の打撃法に関する比較実験
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本文はJISの改訂資料を得るため, 関東地質調査業協会が土質工学会サウンディング基準化委員会から委託を受けて, トンビ法, コーンプーリー法, ストッパー付コーンプリー法, 自動落下法の4種類の打撃法によるN値の違いを比較したものである。なお, 地盤条件を変えるため川口および千葉の二地点で試験を行なっている。実験結果の検討から, 次のようなことが言えるとしている。まず, N値に影響する要素としては機械的要素, 地盤的要素, 人的要素, 環境的要素などの問題がいろいろと関連すると考え, これらを要約して表にまとめている。また, 今回目的とした打撃法の違いによるN値の差や打撃法とデータのバラツキの関係を明確に見いだすことができず, 傾向すらつかめなかった。その原因として, 器具のわずかな違いと掘削技術, 地盤の不均一性, 試験者の作業意識などが微妙にからみ合っていると考えている。現在, N値の土質工学面への適用性には精度的に多くの問題点があることを考えると, 今後はN値の適用性研究の進歩と試験方法, 試験機器の改良とを進歩させることが望ましいであろうと結んでいる。
Journal
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- 土質工学会論文報告集
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土質工学会論文報告集 18 (2), xiv-, 1978-06-15
土質工学会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1540291245327890304
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- NII Article ID
- 110003959224
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- NII Book ID
- AN00173174
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- NDL Digital Collections (NII-ELS)
- CiNii Articles