2215 ダム仮締切工事における水中不分離性マスコンクリートの施工(施工)
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抄録
ダム仮締切の構造は,ボックス型鋼矢板と中詰コンクリートを一体化させて湖水を半円形に締切るものであり,仮締切底部に止水や揚圧力対策を兼ねた将来構造物の基礎として,台座コンクリートを水中不分離性コンクリートにより施工した。台座コンクリートはマスコンクリートとなることから,温度ひび割れや凝結時の熱膨張の影響が懸念されたため,事前の試験練りや温度応力解析による材料および配合の選定と,液体窒素によるプレクーリングを実施した。また,構造物におけるコンクリート温度および鋼矢板のひずみ等による計測施工を行った。本稿では一連の検討結果や施工結果について取りまとめた。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 23 (2), 1285-1290, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1540291245350679680
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- NII論文ID
- 110009693399
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- NII書誌ID
- AA12600419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles