The General Rules for Clinical and Pathological Management and Treatment Guidelines of Endometrial Cancer

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  • 「子宮体癌取扱い規約」と「子宮体癌治療ガイドライン」(<特集>体癌)

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子宮体癌治療に携わる臨床医にとり,「子宮体癌取扱い規約」と「子宮体癌治療ガイドライン」は座右の書と言うべきものである.「子宮体癌取扱い規約」には進行期分類や病理学的分類と診断基準いわゆる"ルール"が記載されており,この"ルール"に準拠して「子宮体癌治療ガイドライン」が作成された.「子宮体癌治療ガイドライン」は現時点での適切な治療法を呈示しているが,各々の臨床的な疑問点に対して完璧な回答・解説が記載されているわけではない.勿論,癌治療も含めてどの領域のガイドラインも完璧なものは存在せず,不完全あるいは不明確な部分を呈示することもガイドラインの役割と言える.ガイドラインを通して臨床医が共通に疑問点を把握・認識して,それらの疑問点を解決しようとする姿勢が臨床試験を構築していくことに繋がっていくものと思われる.「子宮体癌治療ガイドライン」は3年ごとの改訂が予定されており,臨床の現場で治療に携わるものの意見や提言が集積されつつ,改訂ごとに成熟していくものと思われる,また,「子宮体癌取扱い規約」も発刊後11年経過しており,FIGOやWHOの動きと合わせて今後改訂の動きが出てくるものと思われる.当然のことながら治療ガイドラインは"ルール"に従うことになる.

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