4B4 ICTを活用した「ハノイの塔」における問題解決過程の分析(一般研究 初中等教育の情報教育2,教育情報のイノベーション~デジタル世代をどう導くか~)
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説明
リカージョン問題解決過程を分析するために,一つの題材として「ハノイの塔」問題をコンピュータで提示し,解決過程をコンピュータを利用して記録し,問題解決プロセスダイアグラムを時系列に展開して分析した。その結果,問題解決過程には,(1)試行錯誤の段階,(2)解決手がかりを発見する段階,(3)目標と手段との関連づけの段階,(4)手段の適用操作の段階の4つのステップがあることが示唆された。また,分析方法を検討した結果,問題解決の過程をプロセスダイアグラムとして表示し,解決パスについて構造化し視覚的に表示することが可能となった。これによって学習者自身が問題解決過程をメタ認知的にモニタリングできる問題解決環境を提供できる見通しが得られた。
収録刊行物
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- 年会論文集
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年会論文集 310-311, 2011-08-20
日本教育情報学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1540572720300614912
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- NII論文ID
- 110008902290
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- NII書誌ID
- AA11400083
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles