34.カルデラ湖底堆積物の地震時受動変形 : 平成20年岩手・宮城内陸地震・荒砥沢北方の事例(地質構造,口頭発表)
-
- 橋本,修一
- 東北電力
書誌事項
- タイトル別名
-
- 34. Co-seismic deformation of Caldera lake sediments : Case study of Northern Aratozawa Dam area, The Iwate-Miyagi Nairiku Earthquake in 2008
この論文をさがす
抄録
平成20年岩手・宮城内陸地震に伴い,荒砥沢北方の尾根筋に東西走向の右横ズレ地表変位が生じた.変位は東西走向の節理に沿って軽石凝灰岩中に認められる,同軽石凝灰岩の下位に年縞の発達したほぼ水平の湖成層が存在し,同層内の限られた層準で巨大すべりが過去にも生じたとみられる.当地域はカルデラの縁辺部であり,広域的な水平移動量の異なる境界と一致していること等から,これらの変動は地震動を反映したカルデラ湖底堆積物中の受動的変形と推定される.
収録刊行物
-
- 研究発表会講演論文集
-
研究発表会講演論文集 平成21年 67-68, 2009-10-22
日本応用地質学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1540572720319961856
-
- NII論文ID
- 110007468472
-
- NII書誌ID
- AN10522065
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- NDL-Digital
- CiNii Articles