ISMコード審査の現状と展望
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説明
ISMコード(国際安全管理コード)は、近年ヒューマンエラーによる海難事故が頻発したことが契機となり、IMOにおいて船舶の安全と海洋環境の保護を目的とした幾多の審議を経て、1998年7月1日からSOLAS条約の強制要件として発効した。本会はこのような世界の動きに対応すべくISMコードに係る審査業務にいち早く取り組み、1992年以来船舶の運航と安全管理に関する調査を行うとともに、「船舶安全管理システム」規則を制定し、主任審査員が世界の各港で審査活動に従事している。条約が発効して8ヶ月が経過したこの機会に、今日までの審査業務を振り返り、本会が行ったISM審査の実情の報告を行い、また公表されたPSC検査における拘留船についての取り纏めと原因の分析を試みた。
収録刊行物
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- 日本海事協會會誌
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日本海事協會會誌 97-107,
日本海事協會
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1540572720320480768
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- NII論文ID
- 110007486344
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- NII書誌ID
- AN00186427
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles