高等教育進学率の停滞傾向に関する基礎的分析(II)(一般研究 III・2部会 高等教育II)

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抄録

周知のとおり、18歳人口に対する大学・短大への入学者(浪人を含む)の割合は、昭和51年度の38.6%をピークとして、昭和56年度までには36.9%にまで低下した。このうち18歳人口に対する短大への入学者の割合は、11.3%から11.1%へと、ごくわづかな減少にとどまったが、4年制大学へのそれは27.3%から25.7%へと、1.6%ポイントの減少を見た。このことはいいかえれば、51年度以降の停滞現象を論ずるためには、4年制大学への進学傾向を分析することが必要だということを意味している。本研究は、この4年制大学への進学率の停滞現象に焦点を当てた分析である。

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