乳酸アシドーシスによるoncologic emergencyを呈した新生児神経芽腫の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of the neonatal neuroblastoma which presented oncologic emergency by the lactic acidosis

この論文をさがす

説明

乳酸アシドーシスを伴う新生児神経芽腫の1例を報告した.左副腎原発で,病期はstage 1であったが,日齢0より代償性心原性ショックとなった.原発腫瘍摘出術後,乳酸アシドーシスは急速に改善し,救命し得た.病態としで,腫瘍による乳酸代謝の不均衡が考えられた.全身状態の急性増悪をきたす新生児神経芽腫において,乳酸値に留意する必要があり,また積極的な腫瘍摘出術は,有効な治療法の一つになりうると考えられた.

収録刊行物

参考文献 (26)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ