乳酸アシドーシスによるoncologic emergencyを呈した新生児神経芽腫の1例
書誌事項
- タイトル別名
-
- A case of the neonatal neuroblastoma which presented oncologic emergency by the lactic acidosis
この論文をさがす
説明
乳酸アシドーシスを伴う新生児神経芽腫の1例を報告した.左副腎原発で,病期はstage 1であったが,日齢0より代償性心原性ショックとなった.原発腫瘍摘出術後,乳酸アシドーシスは急速に改善し,救命し得た.病態としで,腫瘍による乳酸代謝の不均衡が考えられた.全身状態の急性増悪をきたす新生児神経芽腫において,乳酸値に留意する必要があり,また積極的な腫瘍摘出術は,有効な治療法の一つになりうると考えられた.
収録刊行物
-
- 小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録
-
小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 46 (3), 398-403, 2009-09-25
がんの子供を守る会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1540572720357928832
-
- NII論文ID
- 110007359105
-
- NII書誌ID
- AN00116159
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles