生育不良環境条件下におけるサトウキビの安定多収栽培の要点南大東島および久米島の生育不良環境条件下におけるサトウキビの作型間差異と品種および系統間差異

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  • The difference of sugarcane plant types and sugarcane varieties and lines under defective environment conditions in Minamidaitoujima and Kumejima

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抄録

久米島および南大東島の生育不良環境条件下において,春植え,夏植え,春植え・夏植え後の株出し,および夏植え秋収穫株出し栽培を実施し,作型間および品種・系統間の蔗茎収量,蔗汁品質および砂糖収量を評価した.同条件下において春植えは収量減収が著しく夏植え型の優位性が示された.11月または10月でも基準糖度以上の早期高糖品種および系統が育成されており,このような品種や系統を活用した夏植え秋収穫株出し栽培の導入により,これら地域の生産の安定向上が期待できるため,早期の実施が望まれる.

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