中南米の作物栽培に関する二、三の知見

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抄録

本報はインゲンマメの栽培種(Phaseolus vulgaris L.)および野生種の種子収集を主目的とした木原生物学研究所派遣による中南米豆類探検調査隊の現地調査結果に基づいている。調査期間は、1975年10月10日から2ヶ月間で、踏査ルートは第1図に示したとおりである。調査はコロンビアのカリー(北緯3°)からパナマ、コスタ・リカ、ニカラグア、エル・サルバドル、グアテマラと漸次北進し最終的にはメキシコのアグアスカリエンテス(北緯22°)に至った。前報, ではこれら地域における主要作物の地理的分布について報告したが、本文では現地で確認した作物栽培に関する2.。3の知見について述べる。

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