肝芽腫の集学的治療における外科療法の役割 : 日本小児肝癌スタディグループからのJPLT-2中間報告
書誌事項
- タイトル別名
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- The role of surgery in the multimodal treatment for hepatoblastomas : Report from Japanese study group for Pediatric Liver Tumor
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抄録
1999年12月から開始されたJPLT-2の治療成績を解析し,外科治療の役割を検討し報告した.2003年度までに,116例の肝芽腫の登録があり,このうち83例がプロトコールに則り,治療を終了している.非転移性腫瘍は65例で,その内訳は,PRETEXT-Iが6例,IIが20例,IIIが27例,IVが12例であった.遠隔転移症例は,18例であった.PRETEXT-I~IIIの原発巣完全切除率は91%,2年生存は90%,PRETEXT-IVの原発巣完全切除率は33%,2年生存率は75%,遠隔転移症例の原発巣完全切除率は72%,2年生存率は35%であった.非転移症例では高率に原発巣が完全切除されており,治療成績もこれまで以上に向上している.一方,遠隔転移症例は病態がsystemic diseaseとなっており,原発巣完全切除は治癒のために必要条件であるがそれだけでは不十分であり,全身化学療法をさらに強化することも考慮する必要がある.
収録刊行物
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- 小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 41 (2), 205-210, 2004-10-05
がんの子供を守る会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1540854195332517760
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- NII論文ID
- 110007170842
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- NII書誌ID
- AN00116159
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles