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シラス地帯における道路の設計・施工
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Description
日本道路公団の九州縦貫自動車道の建設における経験に基づき, 降雨, 地表面流水処理に重点をおいてシラス土工に関する総括的な解説を行っている。切土, 盛土に関する, ノリ面コウ配, 路肩保護, 小段, たてコウ(溝), ノリ面仕上げ, ノリ面の保護などについての設計基準案と現場で実際に施工した経験例の説明がある。現場転圧に関しては, 実際の土工作業に見合ったモデル施工によって情報を得ることの重要性を指摘している。大きな力で十分に締め固めることが, シラス締固めの基本であるが, 設計CBRの設定のむずかしい土であり, 5cm程度の薄い層の転圧は避けるべきであるとしている。また, 防災上の見地から, シラスを降雨や地表面流下水に直接触れないように細心の注意を払うことが, 工事中の降雨災害事故を未然に防止する最上の方策であるとしている。このことを具体的に実施するための問題点として, 気象情報のは握, 出動体制と防災資材, 施工計画と工事工程, 工事中の排水, ノリ面と小段の施工などの項目について説明を加えている。
Journal
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- 土質工学会論文報告集
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土質工学会論文報告集 17 (4), xiii-, 1977-12-15
土質工学会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1541135670257999744
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- NII Article ID
- 110003914231
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- NII Book ID
- AN00173174
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- NDL Digital Collections (NII-ELS)
- CiNii Articles