2082 既存鉄筋コンクリート部材の炭酸化解析とその考察(耐久性)
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セメント水和生成物(Ca(OH)_2,C-S-H等)の炭酸化に関して,空隙水中の化学平衡に基づきpHによる評価を導入した炭酸化反応モデルを構築した。本論文は同モデルにより解析した結果と経年約32年の既存鉄筋コンクリート壁高欄の中性化深さ実測値とを比較し,構築したモデルは実構造物でも再現性があることを報告する。なお,本解析モデルは化学平衡を考える際にCa^<2+>だけでなく,その他のアルカリ成分も考慮し,拡散係数は実測値を用いるところに特色を有する。
Journal
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 23 (2), 487-492, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1541135670280790784
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- NII Article ID
- 110009693266
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- NII Book ID
- AA12600419
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- NDL-Digital
- CiNii Articles