広瀬ダムの盛立について
Search this article
Description
中央コア型ロックフィルダムのコア材として使用したマサ土(花コウセン緑岩の風化土)の施工中における粒度調整, 締固め, 雨量と重機のか動率との関係などについて述べた。まず, 採取地点でコア材として不適当とされたマサ土について, コア山(はく(剥)土, 押出し)→ストックパイル場(加水敷均一)→盛立て場(敷均一, 振動締固め)の順により粒度調整を行なった結果, コア材として適当な材料が得られた。マサ土の締固めには振動ローラーBW-200を使用したが, 現場管理試験の結果から同機で30cmマキ出し厚さに対する転圧6回という締固めエネルギーは, 室内締固めにおける3層50回(モールド1,000cm^3,ランマー工)程度のエネルギーに相対すると判断された。施工期間中の4月から11月の間における降雨による盛立て休止日数の80%は, 日降雨量が15mm以上の日と3日連続降雨日数とで占められている。
Journal
-
- 土質工学会論文報告集
-
土質工学会論文報告集 15 (1), ii-, 1975-03-15
土質工学会
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1541417145234613632
-
- NII Article ID
- 110003959135
-
- NII Book ID
- AN00173174
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- NDL Digital Collections (NII-ELS)
- CiNii Articles