土の膨潤について
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抄録
粘土の膨潤に関する理論として, グーイの拡散電気二重層理論によるものとドンナン膜平衡理論によるものとを解説・紹介し, 計算法を例示している。さらに両理論の特徴と問題点をあげている。今日までの膨潤に関する実験をその目的により, (1)二重層理論を検証するための膨潤圧測定(試料として溶液で飽和した粘土ペーストを用いている)。(2)工学的な目的に応じた膨潤圧, 膨潤量の測定(試料として乱さない土や締固め土のような土塊を用いている)。の2つに大別している。前者の測定方法として, ボルト, ミラーの測定方法などを紹介して, 更に測定値と理論値との差異に関する考察をしている。後者の測定装置としてアルパンのものなどを紹介している。最後に今後の理論実験の課題について述べ, それに対処するには二重層理論が有効であるとしており, さらに圧密や土のコンシステンシー, 粘土の強度, 破壊の問題などにも検討可能であるとしている。
収録刊行物
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- 土質工学会論文報告集
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土質工学会論文報告集 18 (4), viii-, 1978-12-15
土質工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1541417145234749312
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- NII論文ID
- 110003914432
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- NII書誌ID
- AN00173174
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles