3123 底面薄肉ボックスカルバートの曲げ載荷試験(プレストレストコンクリート・プレキャストコンクリート)

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  • Flexural Strength of Thin-Bottom Plate Box Culvert

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抄録

本研究は,鉄筋コンクリート製ボックスカルバートの底版部底面を切欠いた場合のひび割れ荷重を明らかにするために曲げ載荷試験を行い,材料非線形及び多方向ひび割れを考慮した非線形解析による結果との比較検討を行ったものである。切欠きの無い従来型と比べて薄肉化を図った場合でも,変位,ひずみ等から,従来型と同等以上のひび割れ荷重が保持できることが明らかになった。底面の切欠きにより基礎地盤との接地面が減少されるため,地盤反力は大きくなるが,地耐力が十分確保できる基礎地盤において,切欠き付き底面薄肉カルバートはその特徴を生かした設計施工が可能であることを示した。

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