P-7 自然共生型住宅地における地下空間の温熱環境および真菌の実測調査 : 内装改修による変化について(ポスターセッションI)

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  • P-7 Case study of the Indoor Fungi and Thermal Environment in an Environmental Symbiosis type House : Effect of the concentrations after interior modification

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抄録

自然環境をできる限り残存させ、斜面に建築された自然共生型のコーポラティブ住宅において、継続的に温熱環境および真菌濃度の測定を実施してきた。斜面を利用した半地下空間は年間を通じた温度変化が小さいため、温熱環境としては快適であるが、夏期に高湿になりやすい。これまで空中浮遊菌および付着菌の建築後経過年数に伴う変化、季節による変動、除湿器の使用状況による違いなどについて報告してきた。今回、半地下空間におけるRC打ち放しの内装を一部木質化した住宅を対象とし、室内真菌の測定を行った。その結果、壁面の表面温度差が小さくなり、改装前に高濃度であった壁面において、改装後の付着菌濃度に減少傾向がみられた。

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