小豆のアントシアン色素の分析に関する研究

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タイトル別名
  • Analysis of Anthocyan Pigments in Azuki Peel

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説明

1.ペーパークロマトグラフィーにより粗アントシアン色素から3種類の色素を分離した。この分離色素は、Rf値、色調、吸収スペクトル、アルミニウムイオン添加、HPLCの分析結果より、1つはデルフィニジン、1つはシアニジンであることがわかった。2.各色素とも、4℃、20℃、100℃の条件下で、それぞれ時間の経過にともない退色傾向がみられ、また温度が上がるほど残存率は低くなった。3.紫外線の照射時間の経過にともない、色素分解が進行し、特に粗アントシアン色素は、著しく退色した。

収録刊行物

  • 調理科学

    調理科学 26 (3), 202-207, 1993-08-10

    調理科学研究会

被引用文献 (1)*注記

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