2181 PC鋼材巻立て工法により補強した壁式橋脚の正負交番載荷試験(耐震補強)
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説明
耐震補強方法のひとつであるPC鋼材巻立て工法を適用した壁式橋脚の耐震性能を確認するため,横拘束筋である中間貫通PC鋼棒の高さ方向の配置間隔と緊張力導入の有無をパラメータとした3体の壁式供試体を作製して正負交番載荷試験を行った。その結果,PC鋼材巻立て工法により補強した壁式橋脚は,コアコンクリートの拘束圧が高くなると塑性ヒンジ領域が基部に集中する傾向にあること,また中間貫通PC鋼棒の配置間隔を倍に広げても道路橋示方書に基づく計算値以上のじん性を有していることを確認した。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 28 (2), 1081-1086, 2006-07-30
日本コンクリート工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1542261570188217856
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- NII論文ID
- 110009696629
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- NII書誌ID
- AA12600419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles