2か月にわたる弛張熱と骨融解所見が先行したAnaplastic Large Cell Lymphoma(ALCL)の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Anaplastic Large Cell Lymphoma with Spike Fever and Osetolytic Lesion
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説明
2か月間弛張熱が持続し,骨融解所見が先行したALCLの1例を経験した.腰椎に骨融解像を認め生検を行ったが,当初は骨髄炎と診断されていた.血液検査で炎症反応の悪化を認めたため,再び画像検査を行なったところ,右腸骨に骨融解像と腸間膜リンパ節腫脹を認めた.腸間膜リンパ節生検を施行し,免疫染色でALK陽性を認めたため,ALCLと診断した.治療開始後,症状は軽快した.入院時のIL-6が高値であった.サイトカインによって,リンパ腫の進展前に弛張熱や骨病変が先行したものと考えられた.
収録刊行物
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- 小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 46 (3), 375-380, 2009-09-25
がんの子供を守る会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1542261570218192384
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- NII論文ID
- 110007359118
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- NII書誌ID
- AN00116159
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles