創作力育成を可能にするメディア・リテラシーの重要性とその効果
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抄録
伝える情報から伝わる情報へと変わることで、相手に伝わるための工夫や演出が必要になってくると思う。プレゼンテーションと言う言葉には「贈呈」という意味もあり、自分の思いを精一杯相手に伝えることで、価値ある情報が短時間に伝わる。これこそがビジュアル・ツールを取り入れたプレゼンテーションの一考案と言えるかもしれない。デジタル社会において、情報リテラシーの一歩は情報機器の利活用能力の習得にあると考える。われわれを取り巻く環境は、IT革命によって急速に変化し、その変革は誰もがパソコンを活用する時代へと進行しつつある。本研究では、コンピュータ・リテラシー教育の新たな展開を踏まえ、マルチメディアで表現し、自分の言葉で相手に伝える工夫と演出を考える。人の作った枠にとらわれず、独自で創作することが大切で、メディアを操る能力(メディア・リテラシー)は、これらを可能にする一つの力として重要であり、新しい世界の創出につながるものと考える。ここでは、幾つかの事例を通して、メディア・リテラシーの実践効果を考えてみる。
収録刊行物
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- 年会論文集
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年会論文集 180-183, 2002-08-31
日本教育情報学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1542543045137433088
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- NII論文ID
- 110001097963
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- NII書誌ID
- AA11400083
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles