2209 独立空隙型軽量骨材を用いたコンクリートのポンプ圧送性に関する検討(施工)
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抄録
従来の人工軽量骨材に比べて吸水率が小さい独立空隙型軽量骨材は,プレウェッチング等の吸水調整を行わなくても比較的短距離のポンプ圧送が可能である。しかし,長距離のポンプ圧送性について確認した例は少ない。今回,この軽量骨材コンクリートを橋梁上部工に適用するのに際し,水平換算長150m程度の長距離ポンプ圧送が必要となるため,長距離配管によるポンプ圧送性を確認した。その結果,吸水率は一般の軽量骨材に比べて十分小さく,圧送前のコンクリートに適切な流動性を与えることで良好な圧送性が得られることがわかった。また,静的加圧試験により,圧送後の性状をある程度推定できることもわかった。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 23 (2), 1249-1254, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1542543045164363904
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- NII論文ID
- 110009693393
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- NII書誌ID
- AA12600419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles