ダイズの初期生育における子葉の働きについて
書誌事項
- タイトル別名
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- On the Role of Cotyledon in Early Growth of Soybean Plants
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説明
発芽直後の作物の初期生育は主として種実中に含まれる貯蔵養分に依存し, これを消費し「離乳」するまでは従属的な栄養体制にあるという.したがって発芽後貯蔵物質が利用し尽されるまでは, 特に周倒な管理が必要であり, この期間を順調かつ健全に生育させ独立栄養体制に導いてやることは栽培上の要点ともなっている.ダイズにおいてその貯蔵器官である子葉が切除された場合の生育や収量については, 既に二・三の報告があるが, 本実験は自然脱落以前の人為的な子葉の除去が初期生長を阻害する程度を明らかにし, 併せて子葉が単に養分の貯蔵器官としてだけでなく光合成機能を持ち生産的な役割も果している点について検討を加えたものである。
収録刊行物
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- 日本作物学会東海支部研究発表梗概
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日本作物学会東海支部研究発表梗概 11-14, 1981-07-31
日本作物学会東海支部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1542543045207777792
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- NII論文ID
- 110001794476
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- NII書誌ID
- AN00212902
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles