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支持地盤の設定と地耐力の取り方
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Description
ボーリング調査の結果が実際の地盤の状況を正しく表現していなかったために深礎の支持地盤の位置, 底面の大きさを大幅に変更しなければならなかった実例3件をとりあげ, 問題を提起すると共に調査方法の改善を求めた。例1と例2は横浜市, 例3は東京都内の工事で, 深礎の先端は土丹または硬粘土に達している。(例1)調査によると厚さ4m以上, N>50の土丹層が実際には30cm程度の厚さで, その下にはN<20の細砂層があった。支持層となる土丹層は予定よりも3.5mも深かった。(例2)調査では厚さ3m, N>50の土丹層が実際には薄い土丹層と細砂の互層から成る地層であった。細砂には被圧水があり掘削するとボイリングを起こすため土丹層の掘削をあきらめ基礎底面を土丹層直上の砂礫層に変更し, 底面を拡大した。(例3)調査では厚さ5m以上, N=50の硬粘土であるが, 部分的には水に弱いシルト, 細砂の層を挟むため, 予定した地耐力が得られず, 底面を拡大した。
Journal
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- 土質工学会論文報告集
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土質工学会論文報告集 19 (3), vi-, 1979-09-15
土質工学会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1542824520118336640
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- NII Article ID
- 110003983294
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- NII Book ID
- AN00173174
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- NDL Digital Collections (NII-ELS)
- CiNii Articles