C-5 インテリアデザインにおけるインテリア感とそのデザイン構成要因に関する研究(セッションC)

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  • C-5 Sensations of Interiors and its Related the Design Factors in Interior Design

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抄録

過去のインテリア作品、屋外作品、自然を対象として、それを構成する要素を抽出して、インテリア感の要因を求めることを目的とする。まず始めに人的要因を行為、身体、精神と定義し、次に空間的要因をモノ、スペース、自然と定義し、それらに着目して空間的形態性の抽出を行う。つぎに作品が持つ表象性のことをインテリア感と定義し、20項目のインテリア感として設定する。これらインテリア感に対応する作品例を、分析した。インテリア感によって、人的要因と空間的要因の強さが異なる。包まれ感や空気感や空气感などはスペ一スが影響している。存在感はモノが強く、有限性・無限性や浮mmなどは精神とスペースの影響が大きい。インテリア的状況は、室内、室外、自然に限らず存在する。特に自然のもとでは、人工要因が強調される傾向がある。

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