野口英世の肖像を用いた新紙幣の研究
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- "森山,徳長"
- 東京歯科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on the new Bank Notes in which the Portrait of Dr. Hideyo Noguchi is designed
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説明
"本邦の通貨は7世紀末の富本銭や和同開宝などの鋳造貨幣に始まるが,17世紀始め頃から紙幣の流通が行われたという.伊勢の商人の間での流通が発端とされている.江戸幕府以後(17~19世紀)は藩札が各藩内のみで流通したが,全国で流通する紙幣は明治新政府の「政府官札」が始まりで,明治5年には旧日本銀行株式会社,その他の私立銀行でもお札を発行した.その後政府官制の日本銀行券に統一され,全国で流通した.第二次大戦終了後の一時的混乱を経て,日本銀行券はA-D券を順次発行し,2004年11月を期して1万,5千,1千円の新E券を発行しようとしている.福沢の肖像のみ不変で,文化人・科学者として樋口一葉と野口英世が新券の肖像に採用されるが,その理由・経過等を祥述する."
収録刊行物
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- 日本歯科医史学会会誌
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日本歯科医史学会会誌 26 (4), 249-257, 2006-10-25
日本歯科医史学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1543105995164007040
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- NII論文ID
- 110007158606
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- NII書誌ID
- AN00190730
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles