製薬企業の研究開発意思決定における課題

  • 高橋,義仁
    早稲田大学大学院アジア太平洋研究科:武田薬品工業株式会社

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抄録

新薬開発プロジェクトに関する意思決定の場面では、正確な判断指標を得て、プロジェクトの価値を正しく理解することは、重要でありながらも難易度の高い課題である。これまでに、評価の指標として、DCF法、ディシジョンツリー・アナリシス法、リアルオプション法などさまざまな方法が開発され、利用されているが、これらの方法には、種々の問題点が存在する。本発表では、現在事業を評価する際に使われているツールの運用上の問題点を検討した上、意思決定ツールについての提言を行う。

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